多嚢胞性卵巣症候群

2017年08月1日

佐賀市大和町 にいじ接骨院

子供が欲しい、なかなか妊娠できない、妊娠しても初期流産をすることが多い。
このような事で悩まれている女性は「多嚢胞性卵巣症候群」PCO(PCOS)の疑いがあるかもしれません。

もともと卵巣にはたくさんの卵細胞があり、月に一つずつ成熟し排卵します。

卵細胞は卵胞と呼ばれる袋に包まれていて、 成熟するとこの袋が大きくなり破裂して正常な排卵を起こします。

PCOではこの卵胞が卵巣の中にできるにもかかわらず、成長して破裂しないため、たくさんの卵胞が卵巣の壁にくっついて厚くなってしまいます。

正常な排卵が行われない排卵障害として、不妊症の大きな原因のひとつになっています。

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PCOの人には次のような特徴があると言われています。

1 生理が時々抜けたり、周期が長い(35日以上) しばらく来ないときもある
2 しばらく来なかった生理が来ると、出血量が多い
3 ニキビが多い、または思春期に他の人よりニキビが多かった
(顔のほか、背中や胸にもニキビがある、またはできた。)
4 顔や手足の指、背中などの毛が濃い。姉妹、両親の毛が濃い
5 家族に糖尿病の人が多い
6 疲れやすく、いぼができやすい。(脇、首回り、股間や性器)
7 脂性肌。体重増加。痩せにくく、特にお腹周りに脂肪が多い
8 フケが多く、抜け毛が多い。脱毛している部分がある

ストレスや食生活の乱れが原因のことも!

PCOは、ホルモン異常のために、卵巣からの排卵が起こりにくくなっている状態です。

理由は一つではありませんが、男性ホルモンの代謝が多いために排卵しにくくなっており、
それには糖尿病の原因になるのと同じような生活習慣や症状が大きく関わっていることが、最近わかってきました。

見た目は肥満とは言えなくても、内臓脂肪が多い「隠れ肥満」の人や、甘いものや脂肪分の多い食生活をしている人、定期的な運動習慣のない人、
生活のリズムが不規則でストレスの多い人などは、PCOのリスクが高いと言えます。

遺伝的に糖尿病のリスクが高い人も、PCOになる確率が高いようです。

まずは基礎体温をチェック!それから、バランスのいい食生活とと運動を

基礎体温の大切さについて紹介していますが、妊娠したいと望む方の場合は、まず、基礎体温をつけてみましょう。

高温期と低温期に分かれた正常な形があらわれず平坦なグラフになれば、無排卵の可能性もあります。不正出血や生理がなかなか来ないという人は要注意です。

薬などを使わず、妊娠しやすい体作りのために自分でできる事があります。

1 1日30分以上の有酸素運動を取り入れましょう
歩いたり、ジムでエアロビクスをしたり、軽いジョギングをして定期的に体を動かす習慣をつけましょう。

2 甘いものの摂りすぎや脂肪分の多い食生活をやめましょう
PCOの人は糖尿病予備軍のような食生活をおくっている可能性があります。

単に食べる量を減らすのではなく、甘いものや脂肪分の多い食事の取りすぎをやめ、健康的な食事をしながら運動を組み合わせることが大切になります。

体重が多い人が標準の体重に減らすことで体質が改善され、排卵が起きた方もいます。

ストレスや不規則な生活も、体重増加やホルモンの代謝異常、糖尿病の誘発につながります。

最近の若い女性にPCOが増えている理由は、思春期からの生活の乱れや、精神的なストレスが多いこともあるようです。

元気な赤ちゃんを産むために、まずは健康な体つくりを心がけ質のいい卵ができやすい体づくりをし、卵が育ちやすい体に改善していきましょう。

基礎体温グラフを見ておかしいなと感じたり、生理が来ない場合は一度産婦人科を受診してください。

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